過払い金の計算は多少知識が必要ですが自分でも計算することができます。
また全くの知識が無くてもインターネット上にある計算機を使ってある程度の額を算出することが可能です。
法律事務所に依頼すれば過払い金の計算をしてもらうことはできますが、
会社側との交渉を簡単にするために過払い金の額をあえて低く提示する所もあるからです。
信用できる弁護士を見極めるためにも過払い金の額については知っておく方が良いのです。
また自分で過払い金を計算する時には以下のものが必要になります。
・Excelが使用できるパソコン
・過払い金計算ソフト
・消費者取引履歴(必ず必要)
まずはこれらの準備をしてから過払い金の計算に取り掛かりましょう!
インターネットを使って無料で過払い金を計算する
過払い金請求において過払い金の額は重要な要素となります。
多少手間ではあっても過払い金の金額はなるべく自分で把握しておくようにしましょう。
過払い金の計算は無料で行うことができます。その上インターネットを使って簡単に計算する方法もあります。以下の方法から自分に合った過払い金の計算をしてみてください。
・フォームを利用する
過払い金がいくらあるか自動で計算してくれるフォームがあります。
利用は無料ですしインターネットで行うので24時間いつでも計算することができる便利な計算フォームです。フォームはインターネットで検索することで見つけることができます。
このフォオームを利用することでおおよその金額を知ることができるので是非利用してみましょう。
・計算ソフトを無料ダウンロードする
インターネットで計算ソフトをダウンロードして、過払い金を計算するという手もあります。ソフトには説明書が付いているのでそれに従って操作を進めていきます。
フォームとは違って自分でソフトを操作して計算する必要がありますが、詳細な結果を得ることができます。法律事務所でも計算ソフトを使って過払い金を算出していますので、全ての情報を把握しておきたいという人向きです。
高額の過払い金返還を受けるには
過払い金返還で受けることができる額は人によって異なります。返還される額が少額の人もいれば、過払い金によってお金の余裕のある人はそのお金を弁護士依頼の費用に充てる事もあります。中には多額の過払いが発生している人も存在します。
できれば損していた分を損なく取り戻したいですよね。
実は
多額の過払い金を取得するにはある程度の条件が揃ってなければなりません。
高額の過払い金を取得する条件をまとめましたので、心当たりがあるかチェックしてみてください。
<多額の過払い金が発生する条件>
その1・取引していた期間が長いほど過払い金が多くなる
過払い金は払い過ぎた利息のことを言いますので、
当然返済期間が長ければ長いほど払い過ぎていた利息も多いという事になります。
10年以上などの長期の取引期間が過去にあったなら高額の過払い金を受け取ることができるとされています。
その2・大口契約を過去にしている
借り入れの金額が数十万円程度のものであれば過払い金もより少なくなります。
金融業者からの借り入れが100万円以上などの大きな金額であった場合、過払い金が発生しているだけでなく結構な高額である可能性があります。
業者との契約で高額の融資を受けていた人ほど過払い金の額も期待できるでしょう。
その3・高い利息で借り入れをしていた。
高い利息での契約をしていた場合も過払い金の額が高くなります。
つまり
グレーゾーン金利での取引をしていた場合
高額の過払い金が発生している可能性があります。
今でありえませんが過去法律が改正される前は、法律の穴を突いて今よりも高額な利息で貸付が行われていました。
消費者金融では29.2%の利息が付いていたほどです。
こういったグレーゾーン金利による利息を払っていた場合現在の法律では過払い金と処理をするのです。
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