必要な費用

過払い金を請求するならまずは弁護士に相談するのが一番いいでしょう。
ですが気になるのは

弁護士に頼んだ場合一体いくらかかるのかという事。

我々素人からすると弁護士にかかる費用は非常にわかりにくいところがあるのです。
しかし過払い金請求にかかる費用はいくらくらいか見積もりができると、依頼する側にとっても事務所を探しやすくなりますよね。

実は過払い金請求の依頼では大体の相場が決まっています。


依頼した時の費用には相場がある?

チェックポイント法律事務所の依頼費用は中々捉えにくいイメージがあるかと思いますが

過払い金請求の場合は相場をある程度知ることができます。

まず弁護士に依頼した場合報酬はおおむね三つの要素で決まります。

着手金・成功報酬・過払い報酬

です。

弁護士費用はこの3つに分かれており、それぞれの報酬に応じて金額が決まります。
報酬の内訳と相場は以下のようになります。
・着手金
→依頼初期費用
→相場:業者1件につき2・3万円
着手金は依頼を引き受けた場合にかかる費用です。
この着手金は弁護士が仕事を引き受けたことに対して発生する費用となります。
事務所によっては無料の場合もあります。

・成功報酬
→依頼が成功場合の報酬
→相場:業者に1件につき2・3万円
依頼した案件が成功した場合に発生する報酬です。
過払い金を取り戻せなかった場合は支払う必要はありません。
成功報酬をウェブサイトで公開している事務所もあります。

・過払い金報酬
→返還された過払い金から手数料として引かれる
→相場:和解した場合/20%・訴訟をする場合/25%
過払い金報酬は事務所によって呼び方が異なる場合があります。
これを成功報酬とする事務所も存在します。
大抵の場合返還された過払い金の20%が相場となります。
(併せて読みたい→弁護士なしでも請求はできますか?

このように過払い金の支払いモデルはある程度相場が決まっているので、
過払い金がいくらになるのかがわかれば費用の計算もしやすいという特徴があります。
過払い金請求を法律事務所に依頼する場合は、
あらかじめ自分にいくら過払い金があるのか知っておくと選びやすくなるでしょう。


信用できる弁護士事務所の見分け方とは

過払い金の請求で事務所に依頼したものの、その弁護士または司法書士が過払い金を横領するというトラブルが実は多く見られます。
このような失敗をしないためには依頼する側も予防策を取っておく必要があるのです。
弁護士依頼で発生する報酬は事務所によって異なります。そのため中々報酬の実情を掴みにくく、信用度に欠けるという印象になりがちですが

過払い金返還の交渉を任せられるのは弁護士しかいません。
新規作成4

ですからきちんと信用のおける弁護士を見つける必要があります。
その方法の一つとしてインターネットを利用するという手があります。
法律事務所は情報をあまり開示しないというイメージがありますが、
実際にかかる費用をウェブ上で公開している事務所も存在します。
そういったウェブサイトを巡って

インターネット上で明らかにされている費用から比較検討する。

方法が良いと思われます。
165525なるべく情報が透明化されている法律事務所を探して候補に挙げていきましょう
法律事務所に依頼して発生する費用の決め方は事務所によって様々ですが、
返還の相談/診断が無料でできる事務所だってたくさんあります。
インターネット検索を上手く活用してなるべく負担のかからない方法を選ぶようにしたいものです。

候補がいくつか見つかったら次は以下の要素から絞り込んでみてください。

・実績の多い法律事務所を選ぶようにする
・実際に法律事務所へ問い合わせまたは面談をする

請求する会社への交渉が成功しなければ過払い金を取り戻すことはできないので、実績は言わずもがな大事な要素です。

特に高額の過払い金を請求する際請求される会社側から妥協案を提示してくる可能性も大いにありえます。

満足のいく返還を受けるためにも実績は特に重視しておいた方が良いでしょう。
また実際に問い合わせや面談を行うことも信用度を見極める上で大切な行動です。
弁護士の人となりを把握できているのといないのでは他の候補との差別化を図るのが難しくなります。
また自分のニーズに応えてくれそうな事務所かどうかも判断する材料にもなるので積極的に面談を行いましょう。


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