過払い金請求ができる仕組みと目安

払い過ぎた利息は過払い金請求で取り戻せる、というのは弁護士の腕次第です。
ここ最近でそういった内容のCMをよく目にするようになってから、過払い金請求の相談は各地で爆発的に増えました。
弁護士としては腕の見せ所であり、金融業者からすればやめてほしいというのが本音でしょう。
自分で行う方法もあるにはありますが、専門家を相手にできるだけの知識が必要になります。


金利と借入限度額の関係性

どのように過払い金があると判断するのかは、
弁護士に相談して調査してもらうのが手っ取り早いですが、ご自身でおおよその判断をつけることも出来ます。
そのときに参考になるのが、借入限度額です。
(さらに詳しく→手続きの流れ

消費者金融でのキャッシング利用の場合、金利の上限は借入限度額によって変動するように法律で決まっています。


過払い金請求が出来る目安

過払い金請求をするには、5年以上にわたって18%以上の金利を払っていることが1つの目安になります。
借入限度額が10万円未満なら金利の上限は20%、10~100万円なら18%、100万以上なら15%というふうに利息制限法という法律で決まっています。
5年もかけて返済をするほどのキャッシングならば、借入が100万円未満というのはレアケースなので、過払い金請求が出来る可能性が高いと言えます。